2024年3月号 連携医の先生が見つけてくれた下顎骨骨折

2024年3月号

歯科口腔外科 冨江華織(とみえかおり)

夜間具合が悪く、道に倒れてしまった25歳男性。おとがい部に挫創出血を認め、夜間某大学病院救急を受診し、おとがい部の縫合を受けたそうです。しかし1週間経っても顎の痛みがあまりにひかず、食事もとれないため、連携医のかかりつけ歯科医院を受診したそうです。すぐに当院へ「たぶん顎折れているから見てあげてくれる?」と連絡をいただきました。左はレントゲンと口腔内写真です。

顎位の偏位がわずかだったり、正中の骨折はレントゲンで分かりにくいことがあります。

救急には歯科医がいないことが多く、下顎骨折や脱臼などは見逃すケースが多くあります。今回は連携医の先生が診断くださったおかげで、本人は手術し咬合を取り戻すことができました。ありがとうございました。

レントゲンと口腔内写真

 

 

お問合せ
〒145-0065 
東京都大田区東雪谷4-5-10
荏原病院
電話:03-5734-8000

歯科コラム